夏の京都に行くときプレイリストに入れてほしい曲

今週のお題「夏うた」

MINMIの「四季ノ唄」


Samurai Champloo - Shiki No Uta (HQ)


私が数年前まで京都に暮らしていた大学生時代によく聴いていた曲で、
年がら年中聴いていたはずだし、タイトルのとおり四季を歌ってる曲なのですが、なぜか夏が連想されます。しかもなんだかとても具体的な夏の光景を思い出します。

たとえば炎天下に枯山水で有名な大徳寺から
今宮神社に抜ける小道に落ちる竹林の緑色の影だとか、

夕暮れ時に遠くのひぐらしの鳴き声を聞きながら
鴨川デルタから入り組んだ叡山電鉄の沿線沿いの道路に連なる住宅街を
自転車で走るときの視界だとか

真夜中の叡電一乗寺駅周辺を
疎水に沿って100円ローソンに向かう途中のお地蔵さんとか、

そういうコテコテじゃない京都の夏の光景です。

 

今思うとなんとも情緒的で贅沢な時間だったように思いますが、その瞬間は40度を超えるうだるような暑さの中、ただただ目的地を目指すだけの時間でした。あとから貴重に感じる時間なんてそんなものかも。

私にとって「四季ノ唄」は京都を観光地ではなく人間が生活している等身大の町であることを思い出す手助けをしてくれる歌です。目に映る風景を邪魔しないしっとりとした良い曲なので、是非聴きながら京都を歩いてみてほしいと思います。

ちなみに大徳寺枯山水見て今宮神社であぶり餅を食べ、バスで北山に登って源光庵で丸窓と血天井見るというのが私の北区散策のお決まりルートでした。少なくとも祇園や清水よりはミーハーでないルートなので観光2回目以降の方にお勧めです(市バス1日乗車券必須)

 

まぁ夏を思い出す理由として、この曲が「サムライチャンプルー」のエンディングテーマだったからというのも大きいです。キーアイテムがヒマワリという夏らしい時代劇アニメでした。もう15年以上前の作品ですがいまだに色あせない名作なのでおすすめします(確かプライムビデオにあった希ガス
※私はムゲフウもジンフウも好きですがどちらかと言えばジンフウ派です。

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