普通にONE PIECEが好きなのに推しを語ると共感されない

劇場版ONE PIECE STAMPEDEが本日公開された。
即日行くほどガチ勢ではないのだが、今回は私の推しが出るそうなので久しぶりに行ってみようと思っている。

その推しと言うのはローやサボではなくバギーのことだ。

一番くじ ワンピース THE GREAT GALLERY 頂点を極めし者達 C賞 バギーフィギュア ~世界一の大海賊 自称 ~ 全1種

ONE PIECEの話題は初対面の人とでも比較的盛り上がりやすい。コンパなどでは特に。で、その場で「ルルルルさんはワンピで好きなキャラって誰?」とか聞かれて「千両道化のバギー」と答えると、たいていの人が笑う。ウケ狙いだと思われるらしい。あるいは引かれる。なんだこいつって。

いや、ガチで好きなんだって。
ワンピを読み始めたのは小学生の頃で、そのころはヴィラン=悪=冷酷で非道でクールな奴みたいな固定概念があった。子供の了見だからね。それにあの頃のマンガに出てくるヴィランには現在ほどの多様性はなかったと思う。

ワンピ単行本1桁時代のヴィランと言えば、キャプテン・クロにドン・クリークにアーロンなど…どれも怖い系。
そんな中でバギーはヴィランで悪人で冷酷で非道でありながら、すげー面白い人だった。平気で人殺しちゃったりしてるのに(確か自分の船員殺したりしてたよね?)ギャグ要素満載。子供には結構衝撃だったんだ。ヴィランの多様性について考えるきっかけ、強いては私のヴィラン好き思考のきっかけの一つになっているのだ。

おかげさまでバギーは初登場からしばらく消えた後、ローグタウン以降たびたび作中に姿を現し、インペル・ダウンでルフィと再会、共闘、そして七武海へ…と同時期登場の他ヴィランとは一線を画した出世ぶり。元々シャンクスの幼馴染という美味しい立ち位置だったし、了見の狭い子供に衝撃を与えるくらいのキャラだから尾田っちもバギーには最初から気合入れてたのかもしれない。


だから、その人が好きなキャラに対してどんなバックグラウンドストーリーを持っているのかも分からないうちに笑うのはよした方が良い。
私はもうめんどくさいので「ロブ・ルッチかな」とか答えてる。ルッチもかなり好きなのであながち間違いではないし、場の空気を乱さないことも大事だと思うから。ただし「ルッチ?誰だっけ?」とかいう奴とはもうワンピの話をしたくない。

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そんなバギーが出るというSTANPEDE、ワンピの映画に行くのは実はSTRONG WORLD以来。ZやGOLDはネトフリで観た。
来週のレディースデーにでも観てくるので、感想を書くかもしれない。

www.onepiece-movie.jp