そんな装備で大丈夫か?ノースサファリサッポロに行くときに問題ない装備
札幌に「ノースサファリサッポロ」という動物園がある。札幌と言ってもいいのかどうかというド田舎にあるが、札幌駅から車で30分ちょっと、バスでも行きやすいのでちょっとした穴場。
ここのなにが凄いって園内にいる大抵の動物に触ることができるのだ。それもヤギとかカピバラといった温厚な連中だけではない。ヘビ、ワニ、キリン、カンガルー、キツネ、ペリカン、ナマケモノ…下手をすれば怪我をしかねないラインナップ。そして目を光らせる飼育員はほとんどなし。現に何かあった場合は自己責任。なんてことだ。
そんなノースサファリサッポロの魅力は紹介サイトやTwitterで充分見ることができるし、なんなら実際に行って体験してほしい。
私が今日書きたいのはこの施設を楽しむために気を付けたい装備だ。
ノースサファリサッポロは公園や普通の動物園のノリで行くと大変な目に遭う。
最低限気を付けてほしい点をまとめたので行く前に参考にしてほしい。
【服装】
・汚れても良い服。鳥も狐もワラビーも全力で足や肩に乗ってくる。
・絶対パンツ。しゃがむ機会が多いし、ジップラインやトランポリンがある併設の遊具施設もあるので。怪我や汚れ防止に長ズボンをおすすめする。
・つま先まで覆われていてヒールの無い靴。要はスニーカー。布より合皮やエナメル素材の方が〇。園内の地面は舗装されてないし落とし物もあるので。
・ビニール素材のバッグ。地面への直置きや、鳥からの空中爆撃に備えとにかく汚れを拭き取りやすい素材。バックパックなど両手が空くタイプのバッグの方が良い。
【持ち物】
・餌を買うための100円玉。園内には両替機も多いが相手は動物、マゴマゴしていると飽きられるので素早く用意。
・ウエットティッシュ。とにかく手が汚れる。
・タオル。園内には手洗い場が多数配置されているが、餌をやるたびに手が汚れ、そのたび手を洗うとハンカチごときではすぐべっちょべちょになる。タオルを複数持って行くと安心。
こんなところか。飲み物や食べ物は園内で調達できるのでそこまで神経質にならなくても良い。むしろベンチや芝生はほとんどないので下手に大がかりな食べ物は持ち込まない方が良いかもしれない。
あと気を付けるのは子連れの人は目を離さないようにすることくらいか。ハイエナのケージとか普通に指突っ込めるから。
でも見ている限り、大抵の子供は動物を前にするとチキンになる。それも騒がしくてイキってる元気の良い子に限って悲鳴を上げて逃げる。リクガメから。
禁止されると破りたくなるが、逆になんでも触っていいよと言われると途端に臆病になるみたい。なにかあっても自己責任という状態は現代の子供があまり置かれることのない環境なので、そういう意味では危機管理能力を学ばせる良い場所かも。
なんにせよ、怪我をしないように気を付けて。
若干命の危険は感じるが、とても楽しい場所なので。