ディセンダント3「One Kiss」が可愛すぎたので来週も生きていられる

ヲタクはほんの少しの些末事で傷つく半面、ほんの少しの僥倖で元気100倍になる生き物だ。どんなに滅入るような目覚めを迎え、死んでもバイトになんか行きたくないと思っていても、眠気覚ましにつけたテレビの中で推しCPの関係が進展する様を見れば、その日は夜までウッキウキで接客ができる。ちなみにその推しCPはドマイナーなアニメのドマイナーなBLカップルなので今回は言及しないでおく。


今週の私にとっての僥倖はこの動画だった。


Sofia Carson, Dove Cameron, China Anne McClain - One Kiss (From "Descendants 3")

今年の秋に公開を控えたディズニーチャンネルムービー「Descendants3」のMV。
公開までMVは観ないでおこうと思っていたのだが、サムネに負けた。


ちなみにディセンダントシリーズの概要は以下の通り。
「ハイスクールミュージカル」などと同じ系統だが、ディズニー映画のパロディあり、ファンタジー要素あり、歌もファッションも舞台も楽しいので、おやつなど食べながら気楽に観られる。

ディズニー・ヴィランズ(悪役)に子供がいて、彼らがもし十代だったら…」という設定のもとストーリーが展開する。それ故に複数のディズニー作品の世界や人物が同一作品内に収まっており、英雄たちはアダム国王の統治するオラドン合衆国に、悪役たちはロスト島と呼ばれる場所に住んでいる。

島に隔離されて育ったマルたち四人はある日、本土にあるオラドン高校へ通うように言い渡される。直に王位を継ぐアダム国王の息子ベンが「悪役たちの子供にチャンスを」と彼らを招いたのだった。嫌がるマルだったが、彼女に「フェアリー・ゴッドマザーの魔法の杖」を手に入れさせようと企む母マレフィセントに諭され渋々了承する。

高校に通いながら杖を奪う機会を狙うマルはベンの戴冠式がそのチャンスであると知り、彼の恋人となって式に入り込むことを思いつく。惚れ薬を使い作戦は成功したものの今度はマル自身がベンの誠実さ、素直さに惹かれ始める。

ディセンダント (ディズニー) - Wikipedia

ディセンダント (吹替版)

ディセンダント (吹替版)

 
ディセンダント2 (吹替版)

ディセンダント2 (吹替版)

 


メインは「眠れる森の美女」のヴィランマレフィセントの娘マルと「美女と野獣」のベルとアダム王子の息子ベンのカップルなのだが、私のベストカップルはもうずっとDevie「白雪姫」のドーピーの息子ダグと同じく「白雪姫」のヴィラン、イヴィルクイーンの娘イヴィのサブカップ

https://snowwhitesfavoritenephew.tumblr.com/post/185581703509/psdnarnia-devie-headers-because-they-are-so

snowwhitesfavoritenephew.tumblr.com
未視聴の人にはおとぼけの息子?女王の娘?なんだこの組み合わせ?って感じだと思うがむっちゃ萌えるでこいつら。

当初は母親から女は美しさがすべてという教育を受け、王子に媚びる馬鹿女を演じていたイヴィが、若干冴えないが真面目で善良で賢いダグ(おとぼけの息子だけど優等生)に内面の強さや自立することに気づかされるという、サブカップルとも思えない内容の濃さ。


そんなDevie、過去作ではカップルとして抜群の安定感を見せていたが3にしてついに波乱。3でダグ出なかったらどうしよう?別れてたらどうしよう?なんて思うと夜も眠れない日々が続いていたが、杞憂だったどころか2分34秒に及ぶ盛大なのろけを見せられることになるとは。あとダグの髪型にも驚いたよ、どうしたんだいwww

いつも自信満々のイヴィが、自分の真実の愛のキスが彼氏にかけられた呪いを解けなかったら?と怖がってる様がもう…もう…可愛すぎる!

https://snowwhitesfavoritenephew.tumblr.com/post/186754529459/babydaenerys-queen-of-extra

snowwhitesfavoritenephew.tumblr.com

そして友人たちの「絶対大丈夫なのに何言ってんだこいつ。いいから早くキスしろよ」という態度が視聴者の代弁過ぎて笑える。

歌詞を読んだ感じだと、イヴィは善良なダグに対して「良い子」じゃない自分に引け目を感じているみたい。ダグと自分の愛が同じだけ強いかも不安な模様。

いや…大丈夫だって。あんたらあんなにラブラブですやんか。

https://vignette.wikia.nocookie.net/disney/images/9/91/One_Kiss.jpg/revision/latest?cb=20190812203738

でもカップルとして何の問題なく見えてたDevieも、相応の悩みがあったんだな、と思うと感慨深い。きっと本編中でこのシーンを観たら今より萌え死ぬことになるんだろうな。

公開が待ちきれない。そろそろ公開日くらい明かしてくれ!