学生時代は乗用車よりバットモービルに乗ってた時間の方が長い
今週のお題「わたしと乗り物」
無難に京都バスの1日乗車券は超お得だとか、成田から舞浜行く方法の話とか書こうと思ったんだけど、いっちょ学生時代に一番よく乗ってた乗り物の話をする。
これ。『バットマン:アーカムナイト』というゲームに登場するバットマンの愛車。学生時代、家にいるときはだいたいこれに乗ってた。もうダッシュボードに私物を置くなとアルフレッドに怒られるレベルで乗ってた。
シリーズ4作目にして実機に登場したバットモービル。それもイベント時とか限られた戦闘時だけではなく、自分の意思で乗り降りできる。もちろんストーリー進行上乗車状態では突入できないこともあるんだけど、自由時間はほぼ乗っていられる。
アーカムシリーズは基本的にオープンワールドで、マップ面積は作品を追うごとに広くなっていった。
1作目の『アーカムアサイラム』では、今思えば犯罪者精神病院の施設内だけの話で、バットマンの代名詞ともいえる滑空も使う機会はほとんどなかった。
次作の『アーカムシティ』の舞台はゴッサムシティの一部を壁で囲って刑務所に改造した奇想天外な犯罪者だけの街。通常時のゴッサムを歩き回れるようになったのは前日譚を描いた3作目『アーカムオリジンズ』になってから(一般市民も一般車両もいない無人の街を果たして通常時と呼んでよいものかどうか…)。
『アーカムナイト』のマップ面積は前作の5倍*1!ダッシュと滑空で移動できなくはないが、街の端から端まで移動するのに5分弱かかる。そのくらい広くなきゃバットモービルの走らせ甲斐もないというものだ。
3つの島に分かれたゴッサムシティを走り回り、目的地周辺で車を乗り捨てミッションを進めるのが基本スタイル。しかし乗り捨てたバットモービルはワンタッチで自分の位置まで呼び出すことができるので駐車場所まで戻る必要もなし。ワンコのように走り寄ってくるモービルの姿はちょっとかわいい。ときには尋問の手伝いもしてくれる。
BATMAN™: ARKHAM KNIGHT - Epic Batmobile Entrance
Batman creative interrogation scene with batmobile in Arkham Knight
ちなみに車を停めっぱなしにしているとチンピラが寄ってくるが、車体に触れると電気ショックが流れて気絶状態にするので防犯もばっちり。犯罪者を車で轢いたりもできるが、これも電気ショックにあたって気絶しているだけ(ということになっている)。道の真ん中で倒れてる奴の上でドリフトしても当たり判定はないので、ランプの魔人のごとく生身の人間には危害を加えられないらしい。暴走車は容赦なく吹き飛ばすけど。警察署に駐車してると警官たちが記念撮影したりしてることもある。
モービルの性能は移動だけではない。こいつはジェット噴射で壊れた橋を飛んだり、ウィンチを発射して壁を登ったりできる。助手席はないが被害者を保護したり、犯罪者を連行したりするのに使える人用トランクルームを内蔵。ヴィランたちと楽しい会話をしながら街を走行するのは割と楽しい。
さらに戦車モードへの切り替えがトリガー一つで可能。戦車モード中は前後進に加え左右への俊敏な移動もできるのでミサイルや地雷も華麗に躱せる。テーザーガン、機関銃、ミサイル、EMPなどを搭載しているので派手な撃ち合い戦に加え戦車同士でのかくれんぼステルス戦もあるよ(見つかると高確率で即死)。
レースやチェイスをやらされるサブミッションもあり、特にリドラーの鬼畜レースでは毎回血を吐かされた。リドラー、キャラもミッションも超絶人気ないけど私は好きだよ、いつまでもそのままの君でいて。
BATMAN ARKHAM KNIGHT - Riddler first race track
モービルでの戦闘は数をこなすとどれもワンパターンで新鮮味に欠けるけど、GTAVで車の運転が好きだった人にはおすすめしたい。一般車両や信号はないけど、ダークな街の狭い路地を時速2、300キロくらいで走るのは楽しいよ。
勿論ストーリーも超良いので是非プレイしてほしい(過去作からやらないと操作性にストレス感じると思うけど)。
以上、今週のお題「私とバットモービル」でした。
バットマン:アーカム・ナイト スペシャル・エディション - PS4
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (1件) を見る