FPS下手でもBorderlandsは楽しい

ボーダーランズ2 ゲーム・オブ・ザ・イヤー・エディション - PS3

BORDERLANDSってゲームのシリーズが好きでもう長いことこればっかりやってる。
日本ではなぜか人気が今一つ。
このキャラクタービジュアルがあまり受け入れられないらしい。私はツボだが。
CGがカートゥーン風なおかげで1作目発売から10年たっているのにあまり経年を感じさせないのもgood。


このげーむ、ただのFPSじゃないところが好きだ。FPSRPGが混ぜてあり、使用キャラのレベルアップ、強化、ハクスラによる武器チェンジでいくらでも強くなれる。
そもそも私はFPS超苦手。殺されてもすぐ復帰みたいなシステムがなんか馴染めない。

このゲームでも結局は死んだらチェックポイントから即復帰だが、代金を支払って記憶や思考や装備はそのままにクローンを生成してもらうというシステム。このシステムがこの世界における命の異様な軽さを形作っていると言える。ちなみに代金は所持金の額に比例するので金持ちほど多く取られる。


ストーリーとキャラクターがぶっ飛んでいるのでソロでRPGとしてプレイしても楽しめる。世界観は言うなれば「マッドマックス」と「アバター」が融合した感じ


世紀末感溢れる未開の惑星で資源を採掘している企業が軍や傭兵を持っていて戦争している。「アバター」では惑星開発はRDA社の独占状態で先住民との戦争状態だったが、Borderlandsの世界では複数の企業が同時に開発を進めており争っている状態。

※偶然か必然か、「アバター」でもBorderlandsでも惑星の名前は「パンドラ」。両作品が公開されたのは同じ2009年、「アバター」の方が1、2か月リリースが早かった。関連性あるのかな。


洋ゲーだが充実の吹替あり。単に日本語訳したわけでなく、すごく考えてある。日本人にしか通じないネタも多数(ジブリネタとか)。敵は断末魔で笑いを取ろうとしてくる。


閑話休題、主人公は賞金稼ぎ。この世界ではヴォルトハンターと呼ばれている(ヴォルトとは惑星パンドラにあると言われる伝説の場所のこと)。企業に対するレジスタンス活動したり、チンピラを討伐したりクリーチャーを殺したりお使いをしたり…基本はミッション受注型。


このミッションなんだが、さっきソロでも面白いと言ったが複数人でやるともっと面白い。オンは怖いので私はオフラインのみだが、このゲーム最大4画面分割でのプレイが可能で、隣にいる人とキャーキャー言い合いながら協力プレイができる。

味方人数が増えるほどに敵も強くなり、ドロップするアイテムもレア度が上がる。
なにより共闘による戦略性が楽しい。一人が遠くからスナイパーライフルで敵の耐久力を下げるエレメンタルを撃ち込み、もう一人がマシンガンでひたすら特攻とかそういう感じ。仲間の後ろに迫った敵を「危ない!」と間一髪撃ち殺す瞬間なんて一種のオーガズムに近い。

瀕死の仲間を生き返らせたり銃弾や所持金の共有、武器や装備の交換も自由にできるので協力プレイは滾る。

ただキャラごとにかなり性能が違って、ソロで突っ込めるのと協力じゃないときついのがいる。私は2初プレイ時に見た目が好みと言う理由で超玄人向けのキャラを選んでしまったのでほぼ仲間に頼りっぱなしだった(今ではレベルも上がりスキルや武器を整理したのでソロでも立ち回れるようになった)。

Funko - figurine Borderlands - Zero Pop 10cm - 0889698143226


スマブラに飽きてしまった兄弟同士も、対戦FPSでリアルファイトに発展しそうな友人同士も、最近仲が冷めがちな恋人同士も、みんな楽しめるはずなので是非プレイしてみて(ただしCERO:Zだよ)。そしてどのキャラが好きだったか教えて。

 

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